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探究科学科: 狩野みき先生による「考える授業」

2020.9.15

9月8日(火)ロジカルコミュニケーションⅠの授業で「考える」授業~別視点から考える~を実施しました。

講師は、使用教科書「『自分で考える力』の授業」の著者である、狩野みき先生です。
毎年来校されて生徒に熱い授業をしてくださるのですが、今年はコロナ禍…。
とても残念ですが、1年生はオンラインでの初授業、そして狩野先生と初対面です。

軽いウォーミングアップの後…メインワークは、「お小遣いの値上げ交渉」。
お小遣いの値上げを保護者に交渉する時、
a相手(保護者)にとって大事なこと
b相手が聞きたくないこと
c相手にとって「ナシ」な発言
をそれぞれ3人1チームで出し合います。

 

先生からのアドバイス…こういう場合、どれだけ具体的に考えられるかがポイントなので、
「ナシ」な発言などは「」の台詞にするといいよ、とおっしゃいました。
生徒たちは「あ~そうかぁ」と納得し、さらに議論は盛り上がります。
各チームを先生と繋いで、アイデアをもらいました。

その後、狩野先生が「これは」と思われた意見を、班ごとに掘り下げます。
生徒たちは先生からの問いに対して、なぜそう思ったのか、根拠をしっかりと説明できました。

最後に…
おまけのワーク「ピンクのお母さん」です。
狩野先生の向かいのおうちのお母さんは、2年間ピンクのパーカーを着続けていましたが、
狩野先生が一週間不在の後、あの「ピンクのお母さん」が白いパーカーを着ていた!
一週間の間に何があったのか?!…

クラス全員で狩野先生に考えを発表します。次から次へと意見が出てきます。
それに対して狩野先生からも「おーもしろいね」拍手が…!!

 

 

生徒の感想:
○私はあまり自分の意見などを別の視点から見ることがありませんでした。しかし、今回の授業を受けて、自分の意見を客観的に見ることの大切さを学ぶことができました。そして、自宅で父や母と会話をしている時に、自分の意見を客観視しながら話すことを実践してみると、とても会話が楽しくなり、相手の気持ちを考えることができました。その時、自分にもこんなことができるんだと自信がつきました。

○今回の授業を通して、「別視点から想像してみる」ということのイメージが分かった気がしました。それと同時に、考え方が違うだけで、つまらなかったことが楽しくかんじるようになるということを発見しました。…あの帽子の色の問題の時、「どういうこと?」で頭が一杯でしたが、誰かが正解を言ったとき、「絶対自分では考えつかないなぁ」と思いました。それほど、自分が「誰かの立場になって考える」ということに疎かったのです。お陰で、今まで自分が人とコミュニケーション出来ていなかった理由をやっと探し当てることが出来ました。たった一つの問題で、ここまで自分を変えるきっかけになるものが手に入るなんて、思ってもみなかったことです。

○今までは答えのある問題だけを解いてきましたが、これからは答えのない問題を想像力を膨らませて、突き詰めていくことが大切だと思いました。今回の狩野先生の授業では、想像を膨らませないと解けないような問題や、どこまでも発想広がる問題がありました。今の日本人に足りないのは、常識にとらわれずに考える力だと思います。SNSでの誹謗中傷が問題になっていますが、もっと相手の立場になって物事を捉え直したり、違う発想で考えてみたりすることで防げるのだと思いました。

このように、探究科学科では「ロジカルコミュニケーション」という授業の中で、「問い」「考え」そして「他者と共有する」ことを学びます。こうした学びが生徒たちの思考力に新たな刺激を与え、そして他の教科への学習意欲や向上に繋がっています。

狩野先生、お忙しい中、ありがとうございました。そして、高鍋高校探究科学科の生徒たちと「生」の出会いができる日を、生徒・職員一同お待ちしています。

 

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