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国際理解を深めグローバルな視点を育成する『フードデザイン講習会』

2023.9.29

9月25日(月)3・4限目に生活文化科2年生を対象に、国際理解を深めグローバルな視点を育成する『フードデザイン講習会』を実施しました。

 

これは、県が行う「世界と繋がろう!高校生海外留学支援事業(家庭科)」の一環で、グローバル感覚を醸成する学習活動の取組により、グローバル感覚を持った高度職業人の育成を目指す目的で行われる事業として、本校で企画・実施したものです。

 

国際的に活躍している地域の職業人や、高度な技能を持つ地域人材を活用した講習会を実施するにあたり、今回、講師としてお招きしたのは、宮崎市の「ベジ糀」シェフ:小宮康広  様です。

企画担当職員の熱い想いに応えていただき、大変お忙しい中、講師を務めてくださいました。

 

まず始めに、多彩な経歴をお話いただき、公邸料理人としてアフリカでの生活で学んだこと、異国の地で働くということなどをお話いただきました。ギニアのお金事情では、本物の外国紙幣やコインに直接触れ、生徒達はお金の価値について深く考えていました。また、外国の生活文化や芸術についてもお話をいただき、スライド資料のカラフルな写真に生徒達は興味津々で話に聴き入っていました。夢を叶えるために、自分の思考や行動力がいかに大切か、心に響くお話でした。

 

次に、発酵食品に関するお話をいただきました。日常的に食べている様々な世界の発酵食品を上げ、中でも日本独自の「麹菌」について、詳しく説明をしていただきました。その後、小宮先生が作って持参してくださった「甘酒」を試飲しました。多くの生徒達は、甘酒を初めて口にしたようで、味の感想はそれぞれだったようですが、麹の効果に強い関心を抱いていました。

  

 

そして最後に、「塩麹」を使った料理二品の作り方を実際に教えていただき、調理実習を行いました。今回の塩麹は、小宮先生が「にんにく塩麹」を手作りして持参してくださり、生徒達は、完成した料理のおいしさと手軽さにびっくり!緊張もほぐれて、笑顔いっぱい、お腹いっぱいの大変充実した講習会となりました。

 

国際経験のあるプロの料理人にお話と実技指導をいただくという、大変貴重な体験を通して、生徒たちは、自身の身体を作っている「食」にさらに興味をもったようでした。

早速その日の帰りに「塩麹」を購入し、自宅で同じ一品を作って、家族と食事をした生徒もいたようです。

生活文化科は、”生活を豊かにする力”となる講習会や学びがたくさん!の学科です♫

 

 

 

 

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