2020.4.15
4月14日(火)午後、探究科学科対面式を行いました。 在校生は入学式に参加できなかったため、新入生との対面はこの日が初めてでした。新型コロナウイルス感染を警戒して、マスクを着用して距離を取り、3密を避けての実施でした。
開会式の後、まずは学科オリエンテーションで、探究科学科での学びや行事についての説明と、修学旅行についての説明がありました。探究科学科で行っているフィールドワークや課題研究、サマーキャンプやイングリッシュキャンプについて、2年生が説明しました。高鍋高校探究科学科ならではのさまざまな活動について、1年生が真剣なまなざしで聞きいっていました。3年生は去年12月に参加した修学旅行について、国内コース、海外コースに分けて説明しました。どちらのコースも宮崎ではできないさまざまな体験ができ、充実した修学旅行だったということでした。次に、課題研究の発表がありました。3年生の六車直輝さんが、「イシクラゲの肥料化の検討」というテーマで研究した内容を発表しました。写真やグラフを用いて分かりやすく丁寧に説明していて、素晴らしい発表でした。
休憩を挟んで後半は、イングリッシュクエストです。3学年の生徒をミックスしてグループに分かれ、校内を回って問題を解くというものです。問題は英語と日本語とで出題され、「保健室にベッドは3つある」「高鍋高校のスクールカラーはグリーンである」「体育館入り口の階段は5段である」といった問題に○か×で答えます。グループで作戦を立てて、校内を回って解答していきました。2、3年生が1年生をリードし、楽しく問題を解いている姿が印象的でした。
最後に生徒代表の言葉。
3年生代表の横山直弥さん、2年生代表の白坂奈々恵さん、1年生代表の児玉姫乃さんの3人があいさつをしました。横山さん、白坂さんは1年生に対して「一緒に充実した学校生活を送りましょう」と歓迎のあいさつを、1年生の児玉さんは「これからの学校生活が楽しみだ」とあいさつしました。
高鍋高校探究科学科の対面式は、2、3年生の探究広報委員の生徒たちが企画から準備、運営をしました。自分たちの後輩を自分たちで心から歓迎する、その姿勢が至る所に感じられた、素晴らしい対面式でした。明日からの学校生活で探究科学科の生徒たちがどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです。