2019.9.12
9月10日(火) 京都大学出前講座が高鍋高校にて開講されました。
探究科学科では1年~3年が全員参加し,京都大学に在籍する研究者の方々から
ご自身の研究内容について解説興味深いお話しをしていただきました。
京都大学大学院人間・環境学研究科 真鍋公希先生には,
「キャラから考える私と社会」というタイトルで,個性が社会によって形成されるプロセスを
様々な例を挙げながら分かりやすく解説していただきました。
京都大学地球環境学舎 伊藤真先生には,
「カエルはメスも鳴く?知られざるカエルの世界」
というタイトルで,一見身近で見過ごしてしまいそうな生き物たちの生態に,
意外な特性が隠されていることに気付かせていただきました。
感想には
「身近なことなのに,こんなにも知らないことがあるのが驚きでした。」
「自分に不足しているのは,このワクワク感か。」
「研究は,素朴な疑問を,素直に受け止めること」
「自分で実験することも大事だが,事前の勉強が大切であることが分かった。」
などがありました。
今回の先生方のに共通することは,非常に難しい研究を,
大変わかりやすく,面白く伝えていただいたことです。
そのためには,まず自身の研究をよく理解し,そして聞き手のために
わかりやすい言葉で表現することも考慮しなくてはなりません。
研究内容だけでなく,学問や研究に対する真摯な態度も学ばせていただき,
貴重な午後を経験することができました。ありがとうございました。